日本語を教えるだけじゃない。
海外と日本をつなぎ、暮らしまで支える。
2018〜2019年、法務省告示校の日本語教育機関で勤務。授業だけでなく、ネパールでの学生面接、来日後の生活支援、新規校開校、学校イベントまで幅広く携わりました。
数字で見る、日本語教育の仕事
教室の中だけではない、多文化の現場を経験しました。
まずは、自分自身が420時間学ぶところから。
勤務していた日本語学校が運営する養成機関で、約6か月間の420時間日本語教師養成講座を受講しました。
普段何気なく使っている日本語を、母語の違う人へどう説明するのか。文法、教授法、授業設計を学び、「知っている」と「伝えられる」は違うと実感しました。
ネパールへ。留学生と出会うところから始まる。
ネパール担当として、カトマンズとポカラを2度訪問。1回4〜5日の滞在で約10校の現地日本語学校を訪れ、日本留学を希望する学生の面接を行いました。
海外で出会った学生を、数か月後には今度は日本で迎える。そのつながりが、日本語教育の仕事の面白さでした。
既存校で働くだけでなく、「学校をつくる側」も経験。
新規校開校の担当となり、現地立ち会いのほか、行政による聞き取りの場にも参加しました。
授業を担当するだけでは見えない、日本語教育機関の立ち上げ・準備・運営の一端を経験できたことは、その後の園運営や組織づくりにもつながる学びになりました。
教師/留学生支援/海外担当/新規校開校
日本語学校の仕事は、教室の外にもたくさんある。
東南アジアを中心に15〜18か国の留学生を受け入れ、日本での生活サポート全般にも携わりました。
- 中部国際空港(セントレア)へのお迎え
- 行政手続きのサポート
- 自転車購入や交通ルールの案内
- 寮生活や地域で暮らすための説明
日本語を学べる環境をつくる前に、安心して暮らせる環境をつくる。
「どう説明したら伝わる?」を毎回考える。
初級クラスを中心に日本語授業を担当し、授業で使うスライド資料も作成しました。
写真、図、具体例を使いながら、なるべく視覚的に理解できる授業を試行錯誤。これは現在の保育やAI活用の発信でも大切にしている「分かりやすく伝える」姿勢につながっています。
勉強だけじゃない。日本を一緒に楽しむ。
日本での思い出づくりも、日本語学校での大切な経験でした。
最後はなぜか、教師バンドのボーカルで岐阜新聞の1面へ。
文化祭では教師バンドを結成し、ボーカルとしてステージへ。その様子が取材され、岐阜新聞の1面に掲載されました。
日本語教師として働き始めたときには想像もしなかった展開ですが、国籍を超えて一緒に楽しむことも、日本語教育の魅力の一つだと感じた出来事です。
日本語教育で出会ったのは、言葉だけではなく、人と人がつながる面白さでした。
今から日本語教師になるには?
私が420時間講座を受講した2018年頃とは制度が変わり、2024年から国家資格「登録日本語教員」の制度が始まりました。これから目指す人向けに、現在のルートを整理しています。
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